占いの世界は奥が深く、その種類も様々なものがあります。

タロット」や「四柱推命」、「手相」などは耳馴染みがあるかもしれません。

また占い師によって得意としている占術も異なるため、占い師を選ぶ際の手がかりにもなり、知っていて損はありません。

これら様々な占術の違いなどを踏まえて解説していきます。

西洋占いと東洋占い

占いの種類は大きく2つに分けることができます。

タロットや手相、数秘術などは西洋占いにあたります。

これはヨーロッパが発祥で世界各地に広がったものです。

ヨーロッパの思想や哲学は「四大元素」が基になっていて、火風土水の4要素が占いにも反映されています。

また物事を考えるときに「この運命は今の瞬間だけ」と捉える傾向にあります。

一方で東洋占いには四柱推命や姓名判断、風水や九星気学などがあり、中国が発祥だといわれています。

世の中の全てのものが「陰と陽」に分けられ、木火土金水で成り立っているという「陰陽五行説」に基づいています。

また「運命は繰り返す」という考え方が根底にあり、その影響は占いにも色濃く出ています。

占いには向き不向きがある

占いは相談内容によって向き不向きがあります。

例えば四柱推命は陰陽五行説を基にして、人生を4つに区切りそれぞれに起こると思われる出来事に対する対策を導きだします。

自分の秘めているパワーやどのように活かしていけばよいのかを助言してくれるので、仕事や恋愛でうまくいかないときにおすすめです。

また九星気学は生まれた年ごとに定められた本命星があり、生年月日と自然の気を組み合わせた占いです。

特に方角や方位を重視しますので、引越しや住まいを決める際におすすめです。

また「運気はいつも流れている(変化する)」と考えるため、不幸な状況であっても物事は好転すると思わせてくれる占いでもあります。

そしてタロット占いはタロットカードを使用して恋愛運や仕事運、総合運などを占うことができます。

無作為に選んだカードの意味で過去や将来を占います。

インスピレーションや直感を駆使したものなので、理屈抜きで自分と向き合いたいとき、背中を押してほしいときに向いている占いです。

その時々で向いている占いは変わる

様々な種類の占いには、それぞれに基となる考え方があります。

そのため、相談の内容や自分の状況によって向いている占いも変わります。

まずは自分の悩みや問題と向き合い、どの占いが合っているのかを考えることも必要です。